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ドッグワールド・オーストラリアニュース (by ハイランド真理子) |
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<DogWorld/ドッグワールド 2005年9月号> オーストラリアの獣医師が光子療法を考え出した 光子療法を施すDr.マクラ−レンDr.ブライアン・マクラーレン(Dr Brian McLaren)は、元々オーストラリアを代表する馬専門の獣医師でした。 彼はかなり以前から、本格的に鍼灸を学びはじめました。というのは、馬の臀部はとても大きくて、レントゲンを撮ることができません。伝統的な西洋の獣医学では、臀部の陰に隠れた問題を見つけることも、治療することも不可能だったからです。 彼は、答えを東洋医学に求めました。東洋医学の根幹である鍼灸を学び、国際獣医鍼灸協会認定の鍼灸治療をおこなう獣医となります。この学会は、獣医師のための世界最高の鍼灸師認定機関です。 Dr.マクラーレンは、さらに鍼灸を極めようと、大学でも鍼灸の学位をとり、臨床業務を学び、応用科学修士の資格も取得。 その頃から彼は、馬だけでなく、馬の調教師や厩務員たちが抱える様々な身体的な問題も、鍼灸治療で解決しはじめます。そうして人間への治療も始まったのです。 見た目は一見、普通のトーチだが…… 一九六〇年代のこと。鍼灸のつぼに低力のレーザーをあてると、ある程度の治療効果が出るということが分かりました。 しかし、その後すぐに「レーザーは、安全性を確保しながら使用するには取り扱いが難しく、しかも値段も高い」ことが判明。また、臨床に使うためには、手に持って自由に操作のできるものが必要だったために、開発をすすめた結果、取り扱いの複雑さがなく、レーザーよりさらに皮膚深部に浸透する特殊な光を使ったトーチを開発。大きな治療効果を出すことに成功しました。 これが今、マクラーレン光子療法(McLaren Photonic Therapy)として世界中で知られる、鍼ではなく光を使った鍼灸治療法。 まるで懐中電灯のような、見掛けは普通のトーチ。しかし、見えなくなってしまう寸前の最小限の波長を持った特殊な光を使い、熱をもたずに光を集中させることができる特殊なデザインとなっています。この光が発する“Photon(光子)”を、皮膚を通して身体内部に浸透させ、そのシグナルを脳に伝え、脳から各臓器に指令していくという仕組みです。 「ホラ、昔から日光浴って言うでしょ。それぐらい、光には癒しの力があるのです」とDr.マクラーレン。簡単に癒しなどと言っていますが、彼の理論は、単なる感情的な癒しではなく、物理学・医学・東洋医学に基づいているもので、とてもこのページで全ては説明しきれません。 一〇年前、国際会議で彼の光子療法を紹介したのがきっかけで、彼はアメリカに招かれ、オクラホマを拠点に光子療法クリニックを開業。全米を講演してまわり、ヨーロッパにも招待され、ヨーロッパ支部を開設。一息ついたところで、先ごろオーストラリアに帰ってきたばかりです。 私は、彼がアメリカに行く前から、馬の仕事の関係で親しくしていました。先日一〇年ぶりにお目にかかった際、彼は、アメリカで、馬や人だけでなく犬の治療”Canine Photonic Therapy” も始めていると言うので、ビックリ。 早速、私がマネージメントするワールドドッグカレッジに招き、デモンストレーションをしてもらいました。 ドクターは、犬の体の一四のスタンダードポイントを触り、「この犬は、右の後ろ足が悪いでしょ。ジャンプする時に足がひっかかりませんか」と飼い主に指摘。飼い主は、その通りだと驚いていました。 以下は、アメリカ人のデビー・ムーアさんが、Dr.マクラーレン宛に書いた手紙です。 「愛犬のゴールデン・レトリーバー(六歳)は、一歳の頃からひきつけを起こし始めました。薬や治療で治すことが出来ずにいたところ、ドクターが、光子療法を勧めてくれました。お陰で、ひきつけの回数が減り、ひきつけが起きても、トーチを当てるとすぐ回復するようになりました。安全でシンプルな治療法、本当に頼りにしています」 |