愛犬の友・オーストラリアニュース
(by ハイランド真理子)

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<愛犬の友 ワールドドッグレポート> 
〜2007年4月号〜

スティーブ・オースティン

スティーブ・オースティンは、日本最初の検疫探知犬を訓練したドッグトレーナーである。オーストラリアで唯一のナショナルトレーナーとしても知られる。

海外でも彼の名声は高く、毎年チェコ共和国で開催されるヨーロッパ探知犬競技会の審判を勤め、アメリカの探知犬会議のスピーカーとして招聘され拍手喝采を浴びている。最近、彼は、オーストラリアのセレブリティドッグというTV番組のジャッジにもなった。これは、歌手やスポーツ選手の犬を訓練してその力を競うもの。オーストラリアいちのドッグトレーナーの名判定が人気を呼んでいる。

そのスティーブ・オースティンが、オーストラリアで教育プログラムを提供する学校、ワールドドッグカレッジのCEOでもあるハイランド真理子氏とともに来日。先日、シモゾノ学園グループの、国際動物専門学校の1年生と2年生のドッグトレーナー科の生徒たちとセミナー兼ワークショップを実施した。

この日は、東京からシモゾノ学園の下園恵子理事長他、東京大学の名誉教授でシモゾノ学園、2校の校長をされている菅野茂博士、また国際動物学園の校長で、日本ペット栄養学会の会長でもある本好茂一先生なども出席。

スティーブ・オースティンの素晴らしいトレーニングクラスを一部始終見守っている。スティーブ・オースティンは、単なる犬をトレーニングするトレーナーであるだけでなく、人間に、どうしたら良いトレーナーになることができるか指導することのできるトレーナーのトレーナーである。

セミナーは、最初、オースティン氏がトレーニングするピアノを弾く鶏、障害コースを走るねずみ、果てはブッシュココローチと呼ばれるオーストラリアの巨大ゴキブリをトレーニングする様子が映っているDVDの鑑賞(大爆笑!)から始まり、10段階トレーニング方法(トレーニング目標を立て、その目標に至る経過を10段階に分け、少しずつ継続的にトレーニングする方法)を学び、その後、生徒たちがトレーニングした犬たちとのワークショップに入る。

午前と午後の2回のセミナーの後、ユーモアたっぷりで、参加者の目を捕らえて離さないスティーブ・オースティン氏に、生徒たちは熱心に握手や写真を求め、まるでTVの人気スター並みの人気。シモゾノ学園理事長の下園恵子氏は、「スティーブ・オースティンは、人間的にも魅力のあるトレーナーです。これからもオースティン氏を招き、学園の生徒たちだけでなく、学校の講師の養成もしていただきたい」と語った。